ガレキのお部屋 (* >ω<)=3

「完成見本ギャラリー」と「ガレキ制作講座」のお部屋です。画像をクリックすると大きい画像が見れます。(。・ω・。)ノ☆

★ ハイパーブロッサム&ピーチ (『出ましたっ!パワパフガールズZ』) ★



★制作上の注意点 φ(・∀・*)♪

★「ポニーテールの後頭部への接合部分」はそのままだと非常にモロく折れ易いので、ピンバイスで軸の中心に1.0mmの穴を開けて、キットに付属の1.0mm真鍮線を(瞬間接着剤を付けてから)仕込んで下さい。


★もみ上げの接合部分ですが、説明書にも記しました様にもみ上げの接点に0.3mmの穴を開けて、キットに付属の0.3mm真鍮線を仕込んで繋いで下さい。パーツの尖った点と点を接着剤で固定するのと違って、真鍮線で繋いで可動式にした場合はお好みの角度にもみ上げを動かす微調整が可能になります。

★キャストによる量産の工程や梱包後の保管・搬送状態によっては、どうしてもパーツがゆがんでしまう場合があります。もしもパーツがゆがんでいる場合は、熱湯にしばらくつけて柔らかくしてからゆがみを補正して下さい。(※前髪のもみ上げ部分が特にゆがみ易いです。左右非対称でゆがんでいる場合は、顔パーツに合わせて修正して下さい。)

★ライン(線)の塗装方法。エナメル塗料で線を引いてから、乾燥後にエナメルシンナーを付けた筆で余計な部分を削り落としていきます。(ラッカー系だと細い線を一切失敗しないで引くのは非常に困難です…)

★胸のPマークの塗装方法。先にエナメル白で少し大きめに塗ります。次にフチが残るようにエナメルイエローを塗ります。首のPマークも発色を良くする為に下地に白を塗っておきましょう。(濃青紫の上にイエローを塗るとくすみます。)

★変身ベルトやピアス・ヨーヨーは半光沢ではなく光沢のあるクリアー仕上げにして下さい。手足の白い部分はホワイトを塗装した後で、(半光沢を吹いた後の)最終仕上げでエナメルかラッカーの筆塗りでクリアー仕上げにすると良い感じになります。(注!:エナメル塗料は塗膜が弱くベタつきます。)

<キャラクター>  ハイパーブロッサム (『出ましたっ!パワパフガールズZ』)
 ピーチ (『出ましたっ!パワパフガールズZ』
<製品仕様>  ホワイトレジンキャスト製 無塗装キット 2体組
 接着剤フリーで組み立て&Pinkyとの着せ替えが可能
<パーツ総数>  全28点 (キット25点+プラ棒・1.0&0.3mm真鍮線)
<説明書>  フルカラー 全5P
<原型制作者>  パブ猫
<発行日>  2006年08月13日
・写真は「イベント展示用見本」です。頒布しております量産品はレジンのままの無塗装です
上記の作品には展示用の台(ベース)は付属しておりません台無しでも自立は可能ですが、安定した展示の為には市販の「Pinky用ベース」を御使用下さい。
・大変申し訳ありませんが、ガレージキットは通販は行っておりませんイベントでの頒布のみとなっております


★制作後記 チャ(人∀・)チャ(・∀人)チャ(人∀・)!

★今回のキットは制作スケジュールが非常〜〜〜にタイトでキツかったです〜ヾ 原型作りも塗装も、あまりじっくりと作りこみや修正が出来ずに不満の残る部分も多いのですが(汗;)、全体的なイメージではももこ(ブロッサム)の持つ元気爆発!な雰囲気を再現出来たかと思います♪ ヽ( ^ω^)ノサクセス!

★顔は当初は目玉をアニメ通りに「寄り目」にして「巨大な眼球」にしてみた所…「バケモノ」もしくは「宇宙人のグレイ」になってしまいました…ヽ(。ω°)ノアヒャヒャ これは平面でいくらでも御都合主義で形状を変えられる2Dのイラストと、どこから見てもまともな形状にしなければならない3Dの模型とのギャップですね。(仕方ないのでオーソドックスな目玉の形状にしました。) あごは顔のラインを丸っこく見せる為にかなり削ってます。

★もみ上げのパーツは当初はポリパテで作ってみましたが、お菓子の「柿の種」みたいに厚ぼったくなってしまい、それを薄くしようと紙やすりで削っていたら…パッキリ簡単に折れてお手上げ状態ヾ ━そこで、試しに1.0mmプラ板で作ってみた所、非常に薄くてシャープなパーツが完成しましたが…問題なのは「型取り&量産」です。

★シリコーン型は難なく型取り出来ましたが、さすがにここまで型が薄いとキャストを流した際に「キャストの表面張力」により空気がどうやってもパーツ途中に残ってしまって、キャスト注型作業がほとんど失敗するハメに…。そこで、少量のキャストを混合して水あめ状に硬化し始めたら、開いたままのシリコーン型両方にキャストを竹串の先に付けて塗って、それから素早く型を輪ゴムで閉じて硬化→キャスト注型完成!…なんちゅー非常〜にめんどうな作業でもみ上げパーツの量産を行いました…。(;´-ω-)メンドクサー

★今回は腕を左右それぞれ二パターンずつ作ったり、もみ上げやイヤリング・着脱式のベルト…等パーツ点数がかなり増えました。その為、当初はブロッサムのみでマスコットキャラのピーチは作らないか別商品として頒布する予定でしたが、どうせそれぞれを別商品化するのであれば少し価格を上げて同一商品化した方が良いかと考えて、「パーツ総数28点(通常の約1.5倍!)」のキットとしました〜。σ(・ω・) (※通常のキットより300円分高くなっております。)

★それにしても…「撮影」はいつもの事ながらガレキにおいて一番の鬼門ですね…ヾ(〜。〜;) ほんの少〜し「撮影角度」や「レンズの焦点距離」を変えるだけでファインダー内に全く違う形状に写ってしまいます。「ライティング」もこれまた難しい…ヾ 前髪等の影になってる部分を明るく撮影しようとして、メインライトを下げて(キットに対して)正面から光を当てると、今度は影が飛んでしまって形状がぼやけてしまいます…。('A`)ウ〜ン

★そういえば上で掲載してある写真を見比べてみると、焦点距離を縮めて撮影した写真(広角気味・魚眼レンズ風)は、カメラの画角の関係で頭は大きくポップな感じに写りますが、逆に手足が短く頭身も低く見えますねw (*‘ω‘*)