FLASH&AfterEffectsのお部屋 (o・ω・o)ノ

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★Core i7 920マシン その4 〜オーバークロック&ダウンクロック〜

★最後に、オーバークロックとダウンクロックの実験ナリ。(・ω・)

 

GIGABYTEのマザーボードに添付されている「Easy Tune」の「Quick Boost」を用いて、3.2GHzにしてみました。この状態で動画のエンコード(H264コーデック)を行いCPU負荷を90%以上にします。

アイドル状態ではCPU温度は30〜35度前後(室温12〜15度)ですが、さすがにオーバークロック時に高負荷を掛けると、70度前後にまで跳ね上がりますね。(CPUクロックアップ&コア電圧アップ=消費電力アップ=発熱アップという事なので仕方ありません;) ちなみに定格状態では、アイドル25〜30度前後、高負荷時60度程度でした。

この3.2GHzは常時使用するには何の問題も無い安定性がありますが、今の所は旧マシンに比べてあまりにも圧倒的高性能で満足しているので、更に上のオーバークロックは今の時点ではまだ実験しておりません。またヒマが出来たらやってみます!(・∀・)/~

 



これもマザーボードに添付されていた「Energy Saver」を、機能をフルにオンにした状態です。CPUクロックを最大で元の30%にまで低下させ、更にCPUに供給される電圧も下げます。(Multiplier 20倍→6倍)

このソフトは元々ノートパソコンの省電力設定に基づく機能?なので、ダウンクロックを行うのはアイドル時のみで、CPU負荷が高くなれば自動的に車のオートマチックギアのようにクロックが上昇します。(※つまり、常時オンにしておいても良い機能。)

さらに、「オーバークロックを行っている時でもそのオーバークロック状態に対して利用可能な機能」なので、とても便利な素晴らしい機能です!(・∀・)

★ビデオカードでも「Easy Tune」を使って色々実験してみました〜。写真にはありませんが、こちらも定格の1.2倍の780MHz程度でしたら全く問題無く動いていました。





ダウンクロックでは、冗談で「Easy Tune」の最下限の値までスライダーを動かしてセットオンしてみた所…なんと!この低クロックでちゃんとまともに動いていましたw 定格の27%の低クロックでも動くビデオカードww。゚(゚ノ∀`゚)゚。




★Core i7 920マシン その3 〜問題点〜

★但し、どうしようもない深刻な問題も判明しました。After Effectsで「複数のフレームを同時にレンダリング(マルチタスク)」モードを使用してレンダリングするには、「RAMプレビューレンダリング」のみのようです。

そして、この「RAMプレビューレンダリング」では、OSの使用可能な3GB(※1)までしかレンダリングに使用出来ず、RAMディスク(※2)上にはレンダリングが出来ないのです…;; マルチレンダリングを行おうとすると、1プロセス当り0.5GBを取られてしまうので、4コア同時レンダリングを行おうとすると、それだけで2GBを取られてしまって、残りの1.2GBだけしかメモリが無くなってしまい、長時間の動画をメモリ上でプレビュー出来なくなってしまいます…;; (+_+;)

では、「RAMプレビューレンダリング」を用いずに、「一般的なプレビューモード」でレンダリングすると、RAMディスク上にレンダリング出来るのかと言うと、これもまた重大な問題が…。

なんと、RAMディスク=ディスクキャッシュ上にレンダリングするには、「ディスクキャッシュには、フレームをキャッシュから取得した方がフレームを再レンダリングするよりも高速である場合にのみフレームが格納されます。(※Adobe Helpより)」との事…;; 要は「CPU負荷率が一定以上高くならない限り、ディスクキャッシュには書き込まれない」、「プレビューボタンを押す度に、メモリ上からデータを読み込まずに最初から再レンダリングを行う」という事です;;

色々実験してみた結果からは、どうやら「一般プレビューでは、1つ以上のコアのCPU負荷率が50%以上にならないとディスクキャッシュが発動しない」模様…; 旧マシンではディスクキャッシュは常に発動していたのに、新マシンはCPUが高性能過ぎてディスクキャッシュがなかなか発動しないという変な状態になってしまって涙目です…;;。゚(゚つД`゚)゚。 (※体験版でテストしてみた結果、CS4でも全く同じシステムでした。)

せっかく6GBもメモリを積んだのに、OS管理領域外をRAMディスク化している2.74GB分のメモリは、肝心のAfter Effectsでは利用出来ないなんて…; ━かと言って、64bitOSにすれば一応メモリをフルに使えるようですが、まだほとんどのアプリケーションが64bitには対応していなかったり動かなくなる可能性が高いので、乗り換える訳にもいかず…う〜ん、これは参ったっす;(+_+;)

(※1:32bitOS上で、「3GBスイッチ」をオンにした状態での、単一アプリの使用可能な限界メモリ量)
(※2:フリーソフト「Gavotte Ramdisk」を用いると、OSの利用不可能な3.XGB以上の領域は、RAMディスク化して超高速ドライブ化可能。After Effectsではそれを「ディスクキャッシュ」として利用可能。)

★ビデオカードについても、唯一とっても残念な事がありました。今まで使用してきた歴代のビデオカードは、全て「クローンビューにしてTVに(動画等を)フルスクリーン出力」が出来たのですが、新しいGF9600GTではそれが出来なくなっていました…;;(ノ兪)

調べてみると、どうやらGeForceではGF7x00番台の時よりフルスクリーン出力機能が削られた?ようです。詳しい事はよく解らないのですが、VistaではオーバーレイがOS上から抹消されましたが、どうもその関係?っぽいですね。

クローンではなくデュアルビューにして、TV側で動画プレイヤーを立ち上げてフルスクリーン表示にすればフルスクリーン表示自体は可能なのですが、デュアルビューだとマウスがディスプレイ画面からしょっちゅう飛び出してしまい、非常に操作がしづらくなります; その上、オーバーレイが無いので、色調もイマイチな感じに…;(゚з゚)プー




★Core i7 920マシン その2 〜比較実験結果〜

★それでは次は新マシンの性能チェック〜。(・∀・)/



まずはタスクマネージャーでの表示です。おおっ! 物理コア4コア×HyperThreading=8スレッドが表示されています!。☆゚+。:.゚ヽ(´ω`)ノコレハスゴイ!



定番のCPU-Zで見てみると、Intel 純正の自動クロックアップ機能「Turbo Boost」によって、何も設定していないデフォルト状態でも、このようにx 22.0倍と、1割程度自動的にクロックアップしているのが解ります。(※BusSpeed 133MHz x 20.0倍=2.66GHz がカタログ上のスペック。)

★それでは、肝心の最新アーキテクチャのCPUの性能のチェック!(・∀・)/

AviUtlによる非圧縮AVI動画のエンコード時間 (H264コーデック使用)
Pentium4 3.2GHz (物理コア1コア / HT 2スレッド) 10分30秒 (630秒)
Core i7 920 2.66GHz (物理コア4コア / HT 8スレッド) 1分30秒 (90秒)

After Effects CS3によるアニメーションプロジェクトのレンダリング時間
 ※全てRAMプレビューモード
Pentium4 3.2GHz (物理コア1コア / HT 2スレッド) 137秒
Core i7 920 2.66GHz (物理コア4コア / HT 8スレッド)
 「1つのフレームを順番にレンダリング」モード (※標準設定)
39秒
Core i7 920 2.66GHz (物理コア4コア / HT 8スレッド)
 「複数のフレームを同時にレンダリング(マルチタスク4スレッド)」モード
18秒
Core i7 920 2.66GHz (物理コア4コア / HT 8スレッド)
 「OpenGL常にON」モード (OpenGLによるGPUレンダリング)
34秒

いやはや、1コアマシンと4コアマシンとの比較という事で、2〜3倍程度の高速化は予想していたのですが、全く想像の範疇を超えた7倍もの高速化!ヒ工エエェェ〈(` ω `)〉Ψェェエエ工工!!

事前にネット上の多数のベンチマーク結果を見ていたのですが、しょせんベンチマークはベンチマークであって、体感速度はそれ程ではないだろう…と、それほど期待していなかったので、体感速度でここまで早くなると、もうこれが現実なのか夢なのかわからなくなってしまいますね;。゚(゚ノ∀`゚)゚。スゴスギ!

実際にAfter Effects上でアニメーションのモーション付け作業を行ってみても、旧マシンのようにフリーズしたり一時固まった後で予想外に動くといった事は全く無くなり、さくさくと動かす事が可能になりました! エフェクトも重たいものを好きなだけテスト出来ます♪ ヽ( ^ω^)ノサクセス!

特筆すべきは「1つのフレームを順番にレンダリング」モードでさえ、旧マシンに比べて3.5倍もの高速化が達成出来ている点です。「Turbo Boost」によって2.926GHz前後に自動クロックアップされているとは言え、Pentium4 3.2GHzとほぼ同程度のクロックのCPUが、アーキテクチャの違いによってここまでも圧倒的な性能差が出るとは!!(●´Д`人´Д`●)☆ (※1GHz当りの性能差を比較すると、3.84倍差!となります。)

★新マシンのビデオカードGeForce 9600GT(メモリ1GB)も、旧マシンのGeForce PCX5750(メモリ128MB)に比べて4世代も新しいだけあって、ベンチマークでも3Dゲームでの体感速度でも圧倒的な性能差が感じられましたが、さすがにAfter EffectsでのOpenGLモード(GPUレンダリング)では、CPUのマルチタスクモードには適わなかったようです。(それでも十二分に爆速ですけれどもw)

HDDも、旧マシンのオンボロHDDが、「CrystalDiskMark」では30〜35MB/s前後なのに対して、新マシンの1.5T HDD(375GBプラッタ)では130MB/s前後と、約4倍もの高速化&10倍以上の大容量化! (これで当分HDD一台だけになり静音・低発熱に貢献します!)

HDDが低速でボトルネックとなり、何かやる度に劇的に重たくなっていた旧マシンでの操作が、新マシンでは常にキビキビして固まる事もなくなりました!(*´∀`)d アプリケーションの起動時間も大幅にスピードアップ!




★Core i7 920マシン その1 〜構成スペック〜

★今まで使っていたマシン(Pentium4 3.2GHz)ですが、After Effectsでアニメをやろうとすると、あまりにも処理が重たくてマシンがフリーズしたり、ポイントをドラッグして動かすとしばらくしてから予想外な位置に動く…といったようなまともに作業ができない状態やったので、新作製作中でこれから動画作業を行う前に新規マシンを組む事にしました!(・∀・)ノ

今までの自作暦は同じ一台のミドルタワーケースの中身を取り替えてきたのですが、2004年6月に組んだ状態の旧マシンは、「HDDは4台とも6?7年前のオンボロ激遅でモーターがへたって動作不安定な状態」・「ビデオカードは旧式低速でOpenGL表示では足を引っ張るカード」・「メモリはDDR1なので(新規はDDR2 or DDR3)どちらにしても新規購入必須」・「電源もQuadコア用に500W以上で”電源変換効率80%以上”の新しいものが必要」…と、今回はケースから何から全て一から買いそろえて新規マシンを組む事にしました。

★Core2Duo 8500か、Core2Quad 9550か、Corei7 920の三種類のどれにするか悩んだのですが、価格ドットコムで調べた激安価格で組み合わせても、ケースから全部そろえるとなると、(CPU切り替え機等も含めると)最低のC2D8500でも9万円程度掛かる事に…。C2Q9550でも11万円…; (;`ェ´A

そこで、せっかく新規マシン組むなら、後で「あの時ケチらないで(三種類の中では)最高のCPU選んでおけば良かった〜〜っ!!*`Д´)Ψ」…と、後悔しないように、マザーボードとメモリ代の差額2万を追加して13万きっかり程度でCorei7 920のマシンを組みました!(・`ω´・)

マザー : GIGABYTE GA−EX58−UD4
CPU : Intel Core i7 920 2.66GHz(TDP 130W/物理コア数 4コア/HT8スレッド)
      (Bloomfieldコア / QPI 4.8GTs / L3:8MB)
ビデオカード : ASUS EN9600GT/HTDI/1G
      (GPU : GF 9600GT/Vメモリ:1GB/PCI-E)
メモリ : Corsair TR3X6G1333C9
      6GB (2GB×3/PC10800 DDR3 1333 Tripleチャネル構成)
HDD : Seagate Barracuda ST31500341AS120
      1.5TB (SATA300/8.5ms/7200rpm/32MB)×1
DVDドライブ : LG電子 GH22NS40WH
電源 : 玄人志向 KRPW−V560W
OS : WindowsXP SP3

★フル自作という事で、今回も想定通り(?)色々と細かい不具合やトラブルが重なりまして、結局安定稼動状態になるまで10日間程度も潰れました…;(+_+;) 原因不明のブルースクリーンが結構な頻度で発生するのが一向に直らないのが悩みです;(動画関係を見たりした時に落ちる確率が高いようです;) ━もっとも、パーツの相性問題でマシンそのものが立ち上がらなくなる事は無かったので良かったっス!(; ̄ー ̄A

しかし予想外に驚かされたのは、旧マシン(Pentium4 3.2GHz)に比べて、新マシン(Core i7 920)の方が劇的に静音化されてものすごく静かになった事!

前のマシンはとんでもなくうるさくて、高負荷時には小型の掃除機のような騒音が鳴るCPUやビデオカードのファン以外にも、4台搭載しているHDDの機械音がキーンと常になり続けていて耳鳴りがする程でしたが、新マシンはアイドル状態でも高負荷時でも共にノートパソコン程度の静かさです!(*´∀`)d

心配していたCPUファンの騒音は全くの杞憂に終わり、大型低速ファンにより、CPU高負荷時でもとっても静かに! ASUS製のビデオカードも、CPU並の巨大なヒートシンク&大型低速ファンを搭載している為、とっても静かでファンレスカードかと思うほどの静けさ! HDDも今までの歴代使用してきた各種HDDに比べても一番静かです!

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